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2005年10月10日

【FAQ】MOT Ratingsへのご意見への回答3

格付けにつきまして、幾つかのご質問を頂戴しました。関係者の皆さまならびにアクセスユーザーの皆さまから、建設的なご意見を頂戴しておりますこと、感謝いたします。

これまでにも格付けの方針につきましては、当ブログにて何回か触れて参りましたが、一年ぐらいの時間をかけ、日経bizTechでの5回の連載を通し、精査を繰り返していく予定です。

以下の2つの回答をご確認ください。

・「MOT格付けランキングについて(9月29日)」

・「MOT格付け指標について(10月1日)」


ご質問をいただくこと、それらに真摯に応えることも、格付けの精度を上げることにつながります。以下の回答にて、さらなるご理解を頂きたいと考えています。

((一部、前回までのご回答と重なる部分がありますこと、ご了承ください))

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・MOT以外の大学院、ノンディグリーリストの混在

基本的スタンスですが、MOT、MOT専門職大学院、MBAの中でのMOT、その他MBA、さらにはノンディグリーを含め、混在したものを掲載しております。

これは、学位を得ることのみを目的とするのではなく、支払ったコスト(学費、時間、その間の様々な機会損失)に見合った、それぞれの期待リターンを得られるかどうかの判断材料を提示するためです。

((但し、「MOTデータベースのトップページ」では、ディグリーとノンディグリーを分けて掲載しました。ディグリーを得ることの意味を否定していないからです。→注釈:2005年当時))

実は、MOTを議論していると、どうしてもMBAとの差別化をどのように図り、何が違うかの議論に陥ったり、あるいはMOTの優位性をことさら強調する場面に出くわします。

そして、MOTにもMBA的なところが必要となったり、そもそもMOTなどと呼ばずに、MBAでも良かったという主張も出てきたりしています。将来的にMOTとMBAが統合されたりすることも可能性としては否定できません。あるいはMBAではなく、MOTとして再出発するところがあってもよいと考えます。

受験する学生(あるいはその予備軍)としては、大学院を出て、派遣元企業に戻る、あるいはさらなる活躍の場を求めて転職・起業する場合、狭義のMOTなのかMBAなのかはあまり関係ありません。

また、MOTと高らかに宣言している大学院の、どこまでMOTを含ませるかは悩ましいところです。

例えば、文部科学省が認可した専門職大学院の8校のみ、あるいは学位を発行しているところなどの線引きを行っても、それらを上回る教育カリキュラム、プログラム実績を出された大学院が登場すれば、格付けはその使命を終了することになります。

一方、限られたMOT大学院のみを評価したとしても、うちもMOTと申し出られればそれまででしょう。

そうしたことを考慮し、ここではMOTプログラムと掲げたところを出来るだけリストに掲載しました。

もちろん、それら以外にも、企業内部の非公開の教育プログラムなどが存在します。
それらは取材の形で、公開可能であれば、適時公開したいと考えています。


・MOT格付けの活用方法

ランキングに一喜一憂されている関係者も見受けられます。が、話をする機会を得た関係者には、この指標を糧に、さらなる上を目指すという、力強いコメントを頂戴したのも事実です。

粗いことは承知の上で、今、それぞれに何が足りていて、何が足りないかの判断材料になると考えて下さっているようです。

各大学院は、それぞれの運営について詳細な戦略を持っていますので、まったくの方向違いであれば、私達の格付けは相手にされません。
そうしたことからも、より良き判断材料を公開したいと考えています。

今ですと、6つの指標の前4つは精度が高まりつつありますし、後ろ2つは、時間の経過とともにより良いものにしていく予定です。

また、ランキングはその時々のベストなものを目指します。したがって、あるプログラムがいったん上位になったとしても、全体のレベルが上がれば、そこの順位が落ちる可能性もあります。


・MOT大学院のベンチマーク(ケーススタディ)

ご協力いただけるMOT大学院については、調査研究の一貫として、様々な分析を加え、さらなる判断材料を提示することを可能性としては否定しません。(ただし、様々なノウハウが含まれることや、個人情報取り扱いの問題もありますので、全てをローデータでということではございません。ご了承ください。)


・学生のための評価軸の提示

最終的には、学生(より広範には受講可能性のある潜在顧客としての学生、派遣元企業、卒業生を有効活用する企業)の立場からの、MOTの格付けを実施したいと考えております。

それは現状、MOT教育に関して企業からの協力が不十分と考えているからです。一部成果が上がりつつありますが、企業派遣、自己派遣に限らず、MOT卒業生の帰った先での評価を高めることが本サイトの使命とも考えています。


・まだ始まったばかりなのか、もう始まっているのか

そしてそれらは、MOTのブランドイメージ、実力評価が決まってから、あと数年後ではなく、まさに今、卒業生を出しつつある状況で、これまでの数年を振り返り、直せるところを直すことが必要不可欠と考えています。

ある意味、MOT教育そのもののマネジメントの手腕を見られていると言えるでしょう。


・健全なコミュニティ

私達は、あえて作業状況のプロセスを含め、現在進行形で公開することで、イノベーションを起こし、MOTがさらに発展することを望みました。

それらはMOTの理念そのものであり、MOTのためのMOTであるべきだとも考えています。

今後とも、宜しくお願いいたします。

投稿者 isdr : 2005年10月10日 18:59