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よくお寄せいただくご質問に関して、お答えいたします。
なお、ご不明な点、その他お問い合わせ・ご質問は、mot-ratings@isd-r.comまでお願い致します。

(2008年8月現在)  

Q1. 本格付けは実際のどのような情報を元に、どのような処理をして作成なさっておられますか?
A1. 第一段階では、各大学が公開している情報(大学院案内、募集要項、その他出版物、ウェブサイト等)を元にランキングを行っています。

これらを、私達が考えている理想的なMOT・MBA大学院の姿として抽出した7つの尺度「学生」「教員」「カリキュラム」「インフラ」「オープンネットワーク」「パフォーマンス」「マネジメント」に当てはめ、現状で評価可能なデータを数量化し、ランキングを作成しました。

公開情報だけを前提にした場合、一部、情報として不十分なところがございますので、改めてアンケートへのご協力をお願いし、さらなる情報収集に努めております。

しかし、すべての大学が協力的とは限りません。そのあたり、公平か不公平か、受験生含め、広く外部にデータを公表する大学院を評価していきたいと考えています。

((逆に言いますと、それすらしない大学院や事務局には、学生募集へのマーケティング努力を促したいのです))

数値化したデータはウェイト付けし、統計的にある項目だけが突出しないように配慮しています。単純に、何かのウェイト、たとえば、マーケティングやカリキュラムを重視するということはしていません。また、今後、さらにデータが強化されるべきところに関しては、影響が大きく出ないようにしています。

特徴あるMOT大学院から、自薦他薦を含め、様々なコンテンツが提供されますことを期待しております。

分析のポイントにつきましては、こちらもご参照ください。

 
Q2.ランキングの活用方法

A2. ランキングに一喜一憂されている関係者も見受けられます。が、実際にお話をさせていただいた関係者の中には、今、それぞれに何が足りていて、何が足りないかの判断材料になると考えて下さっている方もおられます。

各大学院は、それぞれの運営について詳細な戦略を持っていますので、まったくの方向違いであれば、私達の格付けは相手にされません。
そうしたことからも、より良き判断材料を公開したいと考えています。

また、ランキングはその時々のベストなものを目指します。したがって、あるプログラムがいったん上位になったとしても、全体のレベルが上がれば、そこの順位が落ちる可能性もあります。

総合ランキングはあくまで私どもの判断です。これを判断の一材料として、加えて、ユーザーが個別にパンフレット、ウェブ、公開授業などを見ることで、それぞれが希望する大学に行き着いて欲しいと考えています。

 
Q3. なぜランキングを実施されているのですか?
A3. MOT&MBAランキングは、誕生間もない日本のMOTがMBAの胸を借りる場であると考え活動しています。

MBAは、ご承知のとおり、皆様のご尽力により90年以降、徐々に評価を得て、今に至っています。

これに対してMOTは、ものづくりでの国内の技術力の低下、理科系の企業内でのマネジメント能力の確保を目指し、経済産業省や文部科学省が予算化したのがきっかけです。

それがある日突然、60以上のプログラムができ、25以上の大学院が学科をそろえるなか、将来的な淘汰、作ったはよいが活用されない状況があってはいけないという思いから、外部によりチェックすることが望ましいと考えました。

したがって、最初は小さく、徐々に理想に近づくことを考え、まずは、公開情報であるパンフレットやウェブサイトから、評価できる項目を考え始めています。

 

Q4.MOT以外の大学院、ノンディグリーリストの混在

A4. 当ランキングでは、MOT、MOT専門職大学院、MBAの中でのMOT、その他MBA、さらにはノンディグリーを含め、混在したものを掲載しております。

これは、学位を得ることのみを目的とするのではなく、支払ったコスト(学費、時間、その間の様々な機会損失)に見合った、それぞれの期待リターンを得られるかどうかの判断材料を提示するためです。

実は、MOTを議論していると、どうしてもMBAとの差別化をどのように図り、何が違うかの議論に陥ったり、あるいはMOTの優位性をことさら強調する場面に出くわします。

そして、MOTにもMBA的なところが必要となったり、そもそもMOTなどと呼ばずに、MBAでも良かったという主張も出てきたりしています。将来的にMOTとMBAが統合されたりすることも可能性としては否定できません。あるいはMBAではなく、MOTとして再出発するところがあってもよいと考えます。

受験する学生(あるいはその予備軍)としては、大学院を出て、派遣元企業に戻る、あるいはさらなる活躍の場を求めて転職・起業する場合、狭義のMOTなのかMBAなのかはあまり関係ありません。

また、MOTと高らかに宣言している大学院の、どこまでMOTを含ませるかは悩ましいところです。

例えば、文部科学省が認可した専門職大学院の10校のみ、あるいは学位を発行しているところなどの線引きを行っても、それらを上回る教育カリキュラム、プログラム実績を出された大学院が登場すれば、格付けはその使命を終了することになります。

一方、限られたMOT大学院のみを評価したとしても、うちもMOTと申し出られればそれまででしょう。

そうしたことを考慮し、ここではMOTプログラムと掲げたところを出来るだけリストに掲載しました。

もちろん、それら以外にも、企業内部の非公開の教育プログラムなどが存在します。
それらは取材の形で、公開可能であれば、適時公開したいと考えています。

 
Q5. 学生及び会社派遣の場合の会社側の評価はどのような内容の情報を利用なさっておられますか?
A5. これにつきましては、現在のところ、コラボレーションやイノベーションを発揮できる形での、各大学院の仕組みを評価するに留まっています。

もちろん、段階を追うごとに、それぞれの大学院に在籍の学生の皆様等のご協力を得るような形で、格付けのデータを充実させる予定です。

そしてなによりも大事なことですが、大学院側で「最高の舞台を用意した」「企業側の協力を期待する」というだけでは、MOTのビジョンも企画も戦略も一方通行ではないかと考えています。

つまり、MOT大学院に学生を送らなくても大丈夫だという企業側の発想はどこにあるのか、既に大学院修士課程の資格やMBAの資格を持つ社会人(あるいは現役の学生)からは、今のMOTがどう見えているのか。そうした評価も加えてこそ、初めて良質な格付けを提供可能だと考えています。

そうした市場のサイズであるとか、ゲームの理論であるとかを見極めつつ、次なるMOT戦略を練る、大学院側が切磋琢磨し、良質な教育環境を提供できるための基礎情報を提供出来るよう願っています。

 
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